はじめに

コマンドラインから打ったコマンドのインクリメンタルサーチ(逐次検索)が可能なpecoを導入してみました。
とても便利だったので忘れないようにメモしておきます。

peco導入

percolというインクリメンタルツールをGO言語に移行して日本人によりpecoが出来たようです。違いはGO言語のためインストールが簡単になったようです。
そのため元のpercolでも同様にできるので、どちらをいれても良さそうです。
環境はmacでパッケージ管理はhomebrew、シェルはzshです。

公式ページ
http://peco.github.io/
https://github.com/peco/peco

pecoインストール

homebrewでインストールを行います

$ brew tap peco/peco
$ brew install peco

使い方

psコマンドでインクリメンタルサーチ表示

ps aux | peco

Query>入力モードになり、インクリメンタルサーチで探したいキーを入力するとピックアップされます。
また矢印キー(↓↑)で移動ができ、エンターで決定できます。
※Query>はエンターを押すと抜けることができます
これだけでも、 | grep を使うより便利になりました。

zshのhistory(Ctrl + r)をpeco表示にする

zshのhistory機能は大変便利ですが、それをpeco表示に変えてさらに扱いやすくします。

.zshrc設定/反映

.zshrcへ関数を定義します(peco-select-history)
キーバインドをzshのCtrl+rをオーバーライドする形で設定します。

function peco-select-history() {
    local tac
    if which tac > /dev/null; then
        tac="tac"
    else
        tac="tail -r"
    fi
    BUFFER=$(\history -n 1 | \
        eval $tac | \
        peco --query "$LBUFFER")
    CURSOR=$#BUFFER
    zle clear-screen
}
zle -N peco-select-history
bindkey '^r' peco-select-history

設定反映

source .zshrc

使い方

ターミナルからCtrl + rを押すとpeco表示の履歴検索になります。とても便利でした。

peco導入

そのほか、pecoで関数を作成し、他コマンドと組み合わせていろいろできそうです。
Qiitaやブログの記事を見るとgitと組み合わせて使う場合が多い様です。

参考:
http://qiita.com/Kuniwak/items/b711d6c3e402dfd9356b
http://qiita.com/la_luna_azul/items/7998abd0379e8a3248f4

その他おすすめの備忘録

Tagged with:
 

コメントを残す