はじめに

Java開発で便利なjava.langをもう少しラップして機能アップされているjavaエンジニアお馴染みのライブラリをAndroidStudioへ導入します。

ApacheCommonsLangについて

ApacheCommonsLangを導入することで、langよりも便利な機能が使えるようになります。
Apache CommonsライブラリはMavenリポジトリにあります
現在バージョンは3系になってます。

Mavenリポジトリ:
http://mvnrepository.com/artifact/commons-lang/commons-lang

ApacheCommonsLangの代表的なユーティリティは以下になります。

AnnotationUtils : Annotation用ユーティリティ
ArrayUtils : 配列ユーティリティ
BitField : ビット演算ユーティリティ
BooleanUtils : Booleanユーティリティ
CharEncoding : 文字エンコーディングユーティリティ
CharUtils : Charユーティリティ
ClassUtils : Classユーティリティ
EnumUtils : Enumユーティリティ
LocaleUtils : Localeユーティリティ
ObjectUtils : Objectユーティリティ
RandomStringUtils : 乱数文字列生成ユーティリティ
Range : Range(範囲)ユーティリティ
SerializationUtils : Serializationをサポートユーティリティ
StringEscapeUtils : 文字列エスケープユーティリティ
StringUtils : 文字列ユーティリティ
SystemUtils : java.lang.helperをサポートするユーティリティ

プロジェクトへApacheCommonsLangの取り込み

プロジェクトのapp/build.gradle(AndroidStudioではGradleScriptでModule: appのbuild.gradle)へ以下を追加します

dependencies {
compile group: ‘org.apache.commons’, name: ‘commons-lang3′, version: ’3.4′
}

※dependenciesはプロジェクト新規で存在しているため、compile構文を一行追加でOKです

Mavenリポジトリをダウンロードして参照するためプロジェクト内へjarを配置などは不要です。
編集が出来ないのでさらに機能拡張する場合には継承して追加するといいとおもいます。
あとはgithubにもアップされていたため、こちらからsubmoduleなどで取り込む場合はクラスの変更が直接出来るのでいいかもしれません。

ここまでで取り込み完了です

ApacheCommonsLangのライブラリを使ってみる

まずはインポートします

import org.apache.commons.lang3.StringUtils;

※現在バージョン3系のためlangに3がつきます(バージョンにより違います)

例としてStringUtilsのisEmptyメソッドを使ってみます

String test = “”; // なんらかの入力文字
if (StringUtils.isEmpty(test)){
 //testが空だった場合のなんらかの処理
}

以上です。
いろいろとStringUtilsクラスのメソッドなど一覧をみてみると便利そうなのがありました。
個人的にはRandomStringUtilsクラスが便利なので良く使います。

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