GraphAPI変更点

FacebookのAPI仕様変更についてメモしておきます
2015/4より1.0が新規・既存アプリで終了し2.0が適用されています

変更点で多くのアプリで影響を受けそうなのは、ユーザIDがグローバルなIDを取得できていたところが、アプリ専用のIDになる、友達リストが全友達ではなくアプリ利用者のみという仕様変更が大きいのかなと思います。
ユーザIDについては仕様変更をしらずに使っているとあとで痛い目にあいそうですね。

引用元:
https://developers.facebook.com/docs/apps/changelog?locale=ja_JP

v1.0からv2.0への変更点

・アプリ専用のユーザーID: 利用者の情報の保護を強化するため、利用者が、グラフAPIをv2.0にアップグレードしたアプリにログインする場合、Facebookではその利用者の元のIDではなく、アプリ専用IDを発行するようになりました。ただし、以前にアプリにログインしていた利用者の場合、ユーザーIDは変更されません。

・アプリの友達: /me/friendsエンドポイントには、利用者の全友達リストが含まれなくなりました。 その代わり、その利用者の友達のうち、同じアプリを使用している友達のリストが返されます。

・/{id}/pictureを除く、グラフAPI v2.0への要求にはすべて、アクセストークンが必要です。

・/me/permissionsエンドポイントの形式が更新されました。 アクセス権限とそれらの権限が許可されているかまたは拒否されているかを示すステータスフィールドがリストに含まれるようになりました。

v2.0で利用可能な新機能

・タグ付け可能な友達API: 「/me/taggable_friends」と呼ばれる新しいエンドポイントを追加しました。このエンドポイントを使用すると、友達がアプリを使用していなくても、その友達をタグ付けした記事を生成できます。 このタグ付け可能な友達APIを使用する場合、アプリのレビューが必要になります。

・招待可能な友達API: 「/me/invitable_friends」と呼ばれる新しいエンドポイントを追加しました。このエンドポイントを使用すると、友達リストを生成し、カスタムインターフェイスを通じてゲームに招待できます。 このAPIは、Facebookキャンバス上のゲームアプリの場合だけ利用できます。

・ソーシャルコンテキストAPI: オブジェクトおよびアプリに新しいエンドポイントを追加しました。このエンドポイントを使用すると、あるオブジェクトに関する利用者の友達のアクションを表示できます。 たとえば、/{movie-id}?fields=contextエンドポイントを見ると、自分の友達のうち誰がこの映画を観たかわかります。 または、/{game-app-id}?fields=contextエンドポイントを見ると、自分の友達のうち誰がこのゲームで遊んだかがわかります。 ゲームアプリの例は、ゲーム間での相互宣伝を行う場合に、特に便利です。

・ビジネスマッピングAPI: このリリースにより、1つのビジネスでたくさんのアプリを所有することができます。 アプリ専用のユーザーIDを発行する動きと共に、「/me/ids_for_business」と呼ばれる新しいエンドポイントの導入を進めています。このエンドポイントを使用すると、1つのユーザーIDと、ユーザービジネスマネージャ内に定義されたビジネスと同じものに関連付けられた複数のアプリを、相互に関連付けることができます。

・タグ付けされたスポットAPI: 「/me/tagged_places」と呼ばれる新しいエンドポイントの追加を進めています。このエンドポイントを使用すると、写真、動画、近況、リンク内で、利用者がタグ付けしたすべてのスポットにアクセスできます。 このエンドポイントに関連付けられた新しい権限は次の通りです。 user_tagged_places.

アプリ専用のユーザーIDについて

上記変更点に記載している通りのため、既存アプリでバージョン1.0を使用している場合にバージョン2.0に切り替えても、グローバルなユーザIDをそのまま使用してくれるようです。
新規アプリでバージョン2.0以降から使用する場合は、グローバルIDではなくアプリ専用のIDが使われるということです。
そのため、ユーザの識別でユーザIDを使用しているだけであれば影響はないです。

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