はじめに

iOS11関連で開発者が対応しなければならない内容についてメモします。

iOS11が今年9月にリリースされます。(9月23日周辺が予想されています)
秋の発表イベントは9月12日開催。
https://www.gizmodo.jp/2017/09/apple-special-event-2017fall.html

9月12日の発表イベントでiOS11を9月19日にリリースすると発表しました
http://www.techradar.com/news/ios-11-release-date-news-and-features

今回は過去ipv6対応やATS対応などのような重い対応が必要になることはありません!

64ビット対応について

iOS8の対応のときに64ビット対応が必要とアナウンスされていましたがいよいよiOS11から32ビットアプリは動作しなくなります。
64ビット対応については過去記事を参考ください
http://to-developer.com/blog/?p=1398

インストールしているアプリから32ビットアプリで動作しなくなるアプリ一覧確認方法

設定画面より「設定」 → 「一般」 → 「情報」 → 「App」で端末にインストールしているアプリの中からios11で動作しないアプリの一覧が確認できます。
つまり32ビットアプリということになります。不安な場合は一度こちらで確認するといいと思います。

参考:
http://usedoor.jp/howto/digital/iphone-ipad/ios-32bit-app-ichiran-hyouji/

意外と大手アプリで対応がまだできてないアプリが意外と多くて驚きます。
Adobe Ideaアプリ、アメッシュアプリが8月31日現在でまだ未対応でした。

iOS11で変更(非推奨)APIの修正について

swift/objective-cで追加や非推奨となるAPI一覧が公開されているため、更新されたAPIはios11用にしてあげるといいです。
非推奨なので基本的には使えるはずですがいずれ使えなくなる可能性があります。
swiftのメソッドは非推奨ではなくremoveになっているのが結構あるので別途用意されている代わりのメソッドに移行する必要があります。
iOS 10.3 to 11.0 API Differences

Facebook,Twitter,Flickrのシェア機能をアプリで使っている場合の対応

Twitter、Facebook、Flickr、Vimeoの統合をできなくしたようです。
アプリでTwitterやFacebookのシェアやいいねをSDKではなくSLComposeViewControllerで実装している場合の挙動が変わる事になります。
TwitterやFacebookのアプリがインストールされている場合は問題なく実行できるが、アプリがインストールされていない場合にシェアやいいねができなくなります。また別記事で言及していきます。

appleinsider参考リンク
http://appleinsider.com/articles/17/06/05/apple-drops-twitter-facebook-flickr-vimeo-integration-in-ios-11

iOS11で追加された目玉機能など

ios11でaddされているAPIでiOS11ならではの目玉機能も多いため積極的に取り込むといいと思います。
特に拡張現実(ARKIT)などいままでにできなかったアプリが個人で開発できるため、アイデア次第で大きなマネタイズのチャンスになります。

過去記事参考
[iOS]WWDC2017発表のiOS11から追加された新API(Framework)について

ユーザー視点でiOS11のアップデートに備える

公式ページで「iOS 11 へのアップデートに備える」ページを公開しています
https://support.apple.com/ja-jp

参考までに主に端末がiOS11に対応しているかやバックアップについてなどをアナウンスしてくれています。

その他おすすめの備忘録

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